鉄砲町駅

鉄砲町駅の続き

 愛大ミュージアムでは、特別展「体感する四次元宇宙の世界」をやってました。

特別展パネル

 受付で、「中の写真撮ってもいいですか?」と聞いたら、「三輪田米山の書のコーナー以外なら」ということだったので、ちょっとだけ、私の好きなアンモナイトをパチリ。アンモナイトは菊石とも言うらしい。

アンモナイト  アンモナイト断面

 写真は撮らなかったが、「ユーボストリコセラス」という、螺旋巻きのアンモナイトもあった。

ユーボストリコセラスは巻貝朝の虹

 化石や岩石や昆虫の標本、遺跡の出土品、三輪田米山の書など一通り常設展を見てから、特別展へ。

 特別展の入口入ると、四次元なんとかシアターというのをやっているらしい。あまり時間ないしどうしようかと思ってたら、係員の若い女性が奥から出てきて、「10分ぐらいだし、途中で帰ってもかまいませんから」というので、入ってみると、客は私一人。3つのプログラムの中から「天の川銀河のなんとか」というのを選んだ。

 「3Dなのでこれを」と渡されたメガネをかけて見たが、確かに3D。手に触れそうなところに、星が飛んでくるように見える。プロジェクターが小さいので、すごい迫力とまではいかないが、結構楽しめた。
まだ会期があるので、ソウソウを連れてまた来れたらいいな。

 天の川といえば織姫と彦星、ってなぐらいで、宇宙についての知識はまるでないし、今回この展示を見たからといってそう知識が増えたわけでもないのだが、わからないなりに、面白かった。
俳句で月や星を詠むことは多い。宇宙という概念もなかった頃から、人は月を愛で、星を仰いで暮らしてきた。
愛大には「宇宙進化研究センター」があるというのも今回初めて知った。子どもも一緒に楽しめて興味を持てるような展示を、これからも企画してほしい。

4次元デジタル宇宙ビューワーの説明パネル

 ここまでで、結構時間を使ってしまったので、付属図書館へ急ぐ。えーっと場所は、っとちょっと迷ったが、無事たどりついて、2階の受付で図書カードを作ってもらう。受付で書名を言ったら検索してくれて場所を教えてくれたので、「浅海のむかし話」もすぐに借りることができた。(「浅海のむかし話」の感想は、別途ブログに書くつもり)
 5冊まで借りられて、貸出期間は3週間。3週間後に忘れずに返しに来なければ。

 愛大の裏門から鉄砲町駅に戻る。鉄砲町界隈を散歩するつもりだったが、時間切れ。せめて隣の清水町駅まで、一駅歩くことにした。

 鉄砲町駅のすぐ南の建物の入口に、「NPO 森からつづく道」という看板があった。帰ってからネットで検索してHPを見ると、自然に関する調査、研究、情報発信を行うNPOのようだ。数か月に一度、専門家を招いて、サイエンスカフェという勉強会も行われている。平日夜なので、小学生を置いて参加はできないが、面白そうだ。

 一筋南の平和通りという大通りには、飲食店や商店が軒を連ねるが、歩いている道は、学生の街らしく、マンションやアパートが多い。ところどころにお好み焼きの店や美容院などもある。

ハイツハイムメゾンと片蔭なき通り

 昔ながらの木造アパートは見当たらなかったが、もうないのかな。

 普通の民家もある。

猛犬がゐます梅雨の晴間にゐます

 そんなこんなで清水町駅まで着いた。帰りの電車もモハ50型だった。

一駅を歩いて日傘畳みけり

walk_s吟行日 6月12日 きれいな風の吹く日

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