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鉄砲町駅 – 駅から1時間

鉄砲町駅

 今回、鉄砲町駅で降りることにしたのは、愛媛大学の図書館に行こうと思ったからだ。
 以前歩いた浅海駅周辺には、名所や昔話にまつわる案内板が、あちこちに設置されていた。浅海地区全体では40以上ものスポットがあるようなので、何か元ネタがあるのではと思って調べたところ、『浅海のむかし話』という本があることがわかった。
 浅海小学校の校長先生だった著者が、地域の古老に聞いた伝説や民話をまとめた本らしい。 現在は絶版だが、愛媛大学の付属図書館にあって一般貸出されていることがわかったので、一度行ってみようと思っていた。

 伊予鉄道の市内電車(路面電車)の鉄砲町駅は、環状線という路線の駅だ。
 松山市駅を基点として松山城のお城山をぐるりと一周する環状線には、市駅から見て左回りと右回りの二種類ある。
 今回は、古町駅から、右回りに城北方面を走る電車に乗り込んだ。市役所前駅編に続き、今回も私の好きな、古い型の電車だ。(ウィキペディアによると、モハ50型というらしい。)

 古町駅から鉄砲町駅までは6駅ほどだが、その中には「萱町六丁目」「木屋町」という駅もある。「鉄砲町」も含め、このあたりがその昔、お城下の職人の町だった名残だろう。
このあたりは住宅街の間を縫って走る。民家の塀から伸びる庭木に触れそうなぐらいなので、スピードもゆっくり、ゴトゴトと走って、これぞ路面電車!という感じ。

風鈴を電車短く過ぎにけり

 句集『でこぽん』所収のこの句は、この路線のどこかの駅で作ったはず。


 鉄砲町駅で降りると、反対方向から来た電車も、モハ50型だった。

鉄砲町駅

鉄砲町駅にて

 駅前からまっすぐ北へ伸びる通りは、カレッジロードと言うらしい。○○年前、私が愛媛大学の学生だったころは、そんな名前はついてなかった気がするんだけど、夏には街路樹の蝉がうるさいくらいだったのは覚えている。

カレッジロードの写真

カレッジロード

 カレッジロードの東側に愛媛大学(以下、愛大と略す)、西側に県立松山北高校と松山大学がある。

 実は、愛大に行くには普通、次の「赤十字病院前駅」で降りる。正門が近いからだ。でも、今回は「鉄砲町」という駅名がなんかカッコイイかなとか思ったのと、愛大に行くもう一つの目的である「愛大ミュージアム」に行くには、裏門から入ったほうがちょっと近いような気がして、鉄砲町にした。

 愛媛大学ミュージアム(通称、愛大ミュージアム)ができたのは、ソウソウが幼稚園ぐらいのときだから、今から、5、6年前かな。夏休みの昆虫展などのイベントに、家族や友達、大学時代の同級生などと、今まで3回ほど行ったと思うが、ここ2年ぐらいは行ってない。

 裏門から入って、まずはベンチでお弁当(^_^)と、とりあえず愛大ミュージアムの方向に歩き出す。
あれっなんか雰囲気変わった?緑の美しい季節とはいえ、こんなきれいなキャンパスだっけ?

愛大キャンパスの写真1

愛大キャンパスの花壇

花壇には季節の草花

螢袋の花

螢袋の花も

 ミュージアムの角まで来ると、オープンテラスのカフェが。ドリンクメニューも200円前後の学内価格。

キャンパスのカフェ  カフェのメニュー

 でも、今日はお弁当持ってきたので、ベンチを求めてミュージアムの建物の裏へ行くと、こんなのもありました。

孔子の「楷の木」

孔子の「楷の木」

ニュートンのりんごの木

ニュートンのりんごの木

 林檎の木の向こうには、文京遺跡(愛大のあたりにある、縄文、弥生時代の遺跡)の説明パネルのコーナーが。

文京遺跡パネル

文京遺跡の説明パネル

文京遺跡パネル2

時代ごとに説明されている

 この場所が遺跡だったということぐらいしか知らなかったので、説明を読んでみると、なかなか面白い。
 このあたり、縄文時代は複数の小川が網目状に流れる、高低差2~3mの起伏にとんだ地形だったらしい。小川のほとりは水を得やすいので、人々の生活の拠点になったのだろう。松山平野の中でも最大規模の集落跡が見つかっている。

蟻走る弥生集落説明図

 「パネル登っても何にもないよー」と心の中で蟻に声をかけて、パネルの前の石のベンチでお弁当タイム。
大きな楠の向こうのグランドから、学生たちの声が遠く聞こえる。
 六月とは思えないほど気持ちよく晴れて、涼しい風が吹いている。子規の「六月を奇麗な風の吹くことよ」という句を思い出す。

 足元の芝生に散っている紫の花は?と見上げると、ねむの木に似た葉っぱの木。あとで調べると、ジャカランダの花だった。(見たことのない花だと思ってたのに、数日後、すぐ近所のお宅の庭で、みごとに花をつけていた。)

キャンパスの楠  ジャカランダの花

 お弁当食べながら、ふと見ると、水筒の前で蟻がうろうろ。

キャンパスの蟻に水筒そびえ立つ

 地面が広くて花や木があって、学生の弁当やおやつの屑も落ちてて、キャンパスに住む蟻は幸せだなーと思いつつ、お弁当を食べ終わる。

やっと、愛大ミュージアムに行くんだけど、また長くなったので、続く。。

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